LINEの「送信取消」の使い方にこだわる私ってヘン?

メルマガより

メルマガ「生きやすさのヒント!」第186号 2024年6月配信分より
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あなたはLINEの画面上で
「相手がメッセージの送信を取り消しました」という表示を見たことはありますか?

これは、送信相手が何らかの理由で、自身の送信済みメッセージを取り消した時に表示されるものです。

2017年12月から開始されたサービスで、
送信後24時間以内ならメッセージを取り消せる機能です。

ただ、
私は、以前からこの機能にしっくり来ない思いを持っていました。
それは、相手に断りなく取り消す行為についてです。

最近、そのことを強く感じる出来事がありました。

それは、複数人が絡む、誤解を巡る問題について、LINEをしている時のことです。
突然メッセージ取消しの表示が出て、驚きと共に相手への印象がガラッと変わった経験です。

そこで今月は、
あなたへの問いかけも兼ねて、LINE使用のマナーをテーマにしました。

まず今回、このことをテーマにするにあたり、
「送信取消機能」について検索してみました。

すると、
あるサイトでは、「多くのLINEユーザーが待ち望んだ新機能」
という見出しを見つけました。


単なる誤送信取消しに便利だという意味もあるのでしょうけれど、
加えて、「発言を無かったことにしたい」…という欲求を多くの人が持っているだろうとも感じました。

サービス開始から約7年が経った今、
あなたは、この機能をどのくらい利用されていますか?

逆にあなたが、
相手からメッセージ取消しを受ける頻度やその相手との関係性を振り返ってみて、どのような感想をお持ちでしょうか?

冒頭で記した私の経験というのは、4人が関わる揉め事について、その中の一人とLINEでやり取りをしている最中のことです。

まず、流れについて簡単に言うと
Aさんが私へ、共通の友人Bさんからのメッセージをスクリーンショットで送ってきました。

その後、
Aさんと私がやり取りする数分の間に、
AさんはBさんへの思いについて書いたメッセージを取消したのです。

ちょっとややこしい流れですが、
要するに
Aさんは、Bさんのメッセージを私に見せた後、
自分が書いたBさんに対する気持ちを取消し機能で削除したのです。

第三者にメッセージを見せるのは、もちろんルール違反だと思いますが、
それは百歩譲って私を信用してくれているのかもしれないと理解しました。

しかし、
断りなく、受け取ったメッセージが取り消されたことは、
何とも解せなかったのです。

それまで私は、Aさんの勤勉さや立ち居振る舞いから、
信頼できる方だと思っていました。
でも、この一件で印象が変わり、残念な思いが込み上げました。

もしその時、
Aさんが「さっきの発言は不適切でした。取消します」
というメッセージをくれていれば、印象の変化は大きくならなかったはずです。

Aさんは、私が第三者に「Bさんについてのメッセージを見せるのでは?」
とでも思い削除したのだろうか?
そんな勘繰りをした自分自身に対しても、嫌な思いが広がりました。

Aさんに限らず、
人はいつも正しく居るのは難しく、不適切な言動は、誰にも経験があると思います。

ここで私は、メッセージ内容の良し悪しより、その後の対処の仕方に関心が向きました。

まずいことをやってしまったと思う、と同時に
下した瞬間的な判断が、その人の人となりを表す。

つまり、取消しにまつわる相手への配慮如何によって、
人間関係にまで影響が及ぶと感じたのです。

かく言う私も、
咄嗟の対処に自分がどうなるのか自信がない分、
この件は私自身への戒めになりました。

これまでを振り返ると、
私自身が取消す側になった経験は、2回あります。
送信相手を間違えるなど取消しが必要だと感じて、
相手に断ってから削除しました。

逆に取り消される側になったことは、複数回あります。
それも、
ほとんどがグループLINEだったので、少し違和感があった程度で済みました。

一方これが、個人のやり取りで、
断りなく取り消された場合、
私はその方との懇意なつきあいを迷ってしまう
…そのくらい、気持ちに引っかかりを覚えます。

というのも、
取消された後の相手の気分を、どんなふうに想像したのか?
という疑問と不信感が湧いてくるからです。

例えば、
取消しの理由がわからないと、
メッセージ既読後なら、
「どんな内容だったのだろう?」と記憶をたどったり、
見る前なら余計、
「何が取り消されたのだろう?」と思いを巡らせます。

その相手が、今後もつきあい続けたい人なら、
私はストレートにこちらの気持ちを伝え、疑問を晴らします。

実際、過去にそうして、今も懇意な関係が続いている友人がいます。

ただ、関係の浅い相手であれば、
交流を断たないまでも、
自分が傷つかない距離を保ちながらつきあうことになります。

こんなことに神経を遣うのは私だけでしょうか?
あなたはいかがですか?

電話番号やメルアドよりも圧倒的に交換しやすくなったLINE。

交流が広がる分、根本的な対人姿勢を意識していないと、
大きな落とし穴にハマりかねない…と、今回の一件では襟を正した感じです。

単なる連絡手段にとどまらず、なくてはならないコミュニケーションツールとなったラインの利用率は2024年2月時点で9500万人以上、日本の人口の70%以上が使っていることになります。

深夜の送信はミュート機能ができたお陰で気にせず送れたり、多種多様なスタンプで微妙な気持ちを伝える手段も豊富になりました。

簡単に繋がることができ、便利だけれど
「一度口から出たものは、元に戻せない」ということわざは、LINE上でも成立するように思います。

いくら相手の発言でも、受け取ったメッセージについて、私は両者の共有事項だと無意識に感じていたからこそ、何の声かけもなく取り消されたことに、不信感を抱いたのだと、改めて振り返り気づきました。

ちょっと事前に声かけがあれば、
気分を害さず受け入れられることも、一つ間違えると疑心暗鬼が生じかねません。

そういうことから、
機能の便利さに飛び付かず、対面でのやり取り同様の気遣いが必要です。

そして最後に
相手にもわかってしまう「送信取消」表示についてですが、
ネット上で「この文言がでないようにしてほしい」…という要望を見つけました。

これは、「一度口から出たものは、元に戻せない」の逆で、
「一度LINEしても、元に戻せるなら戻したい」という願望からでしょう。

でも、LINEでそんなことしたらどうなると思いますか?
知らない間に送信が取り消されると、された側はこちらの記憶に自信がなくなるなど混乱を来たして大変です。さらにその行為が横行すれば、人間不信に繋がると思いませんか?

いやいや
多くの人が便利に使う「取消し機能」の使用にこだわるなんて、
私の方がおかしくて、世間とズレているのでしょうか?

あなたはどう思われますか?
見解を伺えると嬉しいです。


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