やらなければ!…と思っているのにできない。
やめなければ!…と思っているのにやめられない。
この思考で心のエネルギーが奪われていることには、気づきにくいです。「やらない」「やれない」だけでなく、知らず知らずのうちにエネルギーが奪われているということ、、、まずはコレに気づくことが大切です。
今日こそは!…と思うと
眠くなる、ダルくなる、どうでもいい用事をしてしまう。
タバコをやめよう!と思っているのに
やめなくていい理由を思いつく、
毎日頑張っているのだから…と自己弁護が入る。
行動は全て脳が支配している
脳は「変化を嫌う」とか「現状維持機能が働く」などと言われます。しかし一方では新しい店がオープンすると行列ができ、新食感とか新色とか新感覚を求める私たちも居ます。
そう考えると、人というのは快事には無抵抗に….むしろ喜んで臨み、自分にとって良いこと(成長すること)だとわかっていても不快(面倒など)・不安だと脳が認識するとそれに抵抗するようです。
では、不快だと認識してもそれを乗り越え、実行できる人とできない人とでは何が違うのでしょう?
行動力が有るか・無いか…なのでしょうか?
「思い悩んで行動しないのではなく走りながら考えろ!」などという教えもあります。確かに行動化する一つの方法でしょう。
ただ、それができない場合はどうすればいいのでしょうか?
他に方法はないものでしょうか?
みんな自分を守っている
人が無意識に下している判断は、自分を守る手段であることが多いです。
強そうに振舞ってる人も、弱々しく見える人も、表現は違えど、みんな自分を守っています。
「しなければならない」と思いつつ「やらない選択」も自分を守った結果だとしたらどうでしょう?
失敗する自分、中途半端になってしまう自分、そんな自分を見たくない、感じたくない思いが、「面倒」という仮面を被って、心に侵入すると起こるのが「実行しない」という選択だとしたら。。。
中途半端でいい、中途半端がいい
完璧にやろうなんて思っていない….という人も、無意識のところで、やり遂げられない自分を感じることで始められないということが多いようです。そこで、自分につぶやきます「中途半端でいい、ちゅうと半端がいい」…と。
また、
どうせうまくいかないだろうから、始めない….という気持ちもあるのですね、私たちの奥底に。それでも興味を持ったこと、やらなければならないことなら、「失敗OK!」いや、「失敗しよう」ぐらいの気持ちで行動に移す。
始めないことはエネルギー漏れの原因
私たちは気掛かりなことがあると、意識をしていないところで思考のエネルギーが漏れ出します。「最近なんだかやる気が起きない」なんて感じていたら、それを疑ってください。
・片付けなくっちゃ!
・あの人に連絡しなくっちゃ!
など、ささいなことでも気掛かりは私たちのエネルギーを奪っていきます。
大きな気がかりは対処の方法を考えますが、ささいなことこそ後回しになり、それが積み重なり心のエネルギー低下につながります。