タイトルをご覧になりどういう意味かわからない方もおられると思います。
ここでは、ACに気づいた時の年齢によって抱く感情に違いがあります。20代、30代では、自分のことだけでよかったものが、中年期以降は我が子への影響を考えることも多くなります。それらについて綴っっています。
アダルトチルドレン(AC)について、知識を得ることで気持ちが楽になる人とそうでない人がいます。「生きづらさは自分の性格的なものではなかったのだ」「学ぶことで生きやすさを手にすることができるのだ」と希望をもつ人も多いと思います。
その一方、20代や30代前半ばでこの事実(自分がACであること)を知った時の思いとちがい、人生後半に入っている方が認識した場合の心の動揺が伴うこともあります。というのも中年期以降にACについての知識を得た方は、「人生の後半にそんなことを知っても、これまでの人生は戻ってこない」「自分がされたことを我が子にもしてしまっていた」など希望よりも、悔しさや落胆、後悔に苦しむ人がいらっしゃるからです。
自身の生きづらさだけではなく、子どもへ「生きづらさ」を連鎖させていると思うと戸惑いが大きくなります。そして、これから子どもにどう接したらいいのか?と戸惑うこともあるでしょう。
あなたの変化が子どもの変化につながる
初めは開けてはいけない箱を開けたように、「知らなければ良かった」…と後悔したかもしれません。
しかし、事実を知りそれを受け容れ、人生に良い変化を起こしたい…と希望を抱いた時から今までとは別の道が開けるでしょう。
知らない苦しみは長く続きます。しかし知った後、変化に伴う苦しみは永く続くことはありません。まずはご自身が人生を自由に歩める方向を考えていきましょう。そうすることでお子さんや、他の方との関わり方に自然と変化が表れるはずです。
▼参考ページ
アダルトチルドレンとは