慣れ親しんだ思考に影響される人生

コミュニケーション

以前のCMですがこんなのがありました。
「ココロもマンタンに
   コ・ス・モ・セ・キ・ユ…♪」
これはサウンドロゴと言われるものです。
また、おなかを空かせ街を歩いている時、2件のとんかつ屋さんが並んでいたとします。
片方は初めて見るお店。もう片方はKYKの暖簾がかかっています。大阪人なら「「ケ~イ ワ~イ ケ~ィ うぅ~ん♪」のフレーズが浮かびKYKに入ってしまう人も多いんじゃないでしょうか。
慣れ親しむと、それに好感を持ってしまうという、人の特性をうまく利用している広告効果です。
こんなふうに人は慣れた感覚に引き寄せられてしまうのです。
思考法にも通じているこの感覚が、あなたの人生に影を落としていないかどうかを振り返ってみましょう。
普段の思考回路が「良い」か「悪い」かに関係なく、人は慣れた思考に引きつけられやすいということをまず知ってください。
思い返すと辛くなるようなものの捉え方であっても、何度も繰り返すことで、それが習慣となり、その考え方で無意識に物事を解釈してしまうのです。
「無意識に」…というのがポイントです。
繰り返すことで、その思考がクセになり、振り返ることすらしなくなるのです。
ネガティブな方向に考えることがクセになっていると自動的にその思考が働き、気分が沈みやすくなります。
自分ひとりででその考え方を見つけるのは難しいかもしれませんが、思考の例を読んでみてハッと気がつくこともあると思います。
その思考が良い or 悪い…と評価して落ち込むのではなく
まずは、そんな思考方法を続けてきたことを認めてください。
そして、
「こんな解釈をしているから気分が重くなってたんだ」と
これからの思考法を変えるキッカケにして欲しいのです。
思考法によって人間関係が変わります。
「怒りっぽい」「思いをひきずる」または「いつもおだやか」「楽しい」などの違いが出てくるからです。
それにより孤立することもあれば、つきあいがグン!と拡がり温かいつながりを持てるようになったりもします。
さて、あなたの慣れ親しんだ思考回路(ものの捉え方)にはどんなものがあるでしょうか?
気分がつらくなる思考法(認知の歪み)を参考にしてください。

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